「おしゃれで、スマホも使えて、防寒になる手袋が欲しい!」という欲張りな願いを叶えてくれる、手袋の選び方をご紹介します。
まずは何より「サイズ」
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手袋を選ぶときには、タイプや素材を見る前にまず「サイズ」です。いくら防寒性の高い手袋でも、大きすぎるものを選んでしまうと、すき間から冷気が入り込んで寒い思いをしてしまいます。手袋を購入するときには、自分の手にピッタリとあったサイズの手袋を選ぶのが、本来の防寒性能を発揮するためのポイントです。お店で買う場合はよく試着して、通販で購入する場合は事前に自分の手の長さを確認してから選びましょう。革手袋の場合、少し伸びる性質があるので少し小さめを選びます。
上質な「革タイプ」
革手袋はビジネススタイルのレディーススーツやコートとも合わせやすく、革ならではの高級感で、着けるだけでコーデを上質にまとめてくれます。女性用革手袋には、薄くても暖かく、きめ細やかで柔らかい手触りのラムスキンがよく使われます。さらに防寒性を高めたければ、ライナーの付いているものを選びましょう。写真のイタリア製革手袋なら、ライナーにはカシミア100%のニットを使用しています。ライナー無しの手袋と比べて少し厚手になるデメリットはありますが、寒い日にも抜群の防寒性を持ちます。スマホ対応の革手袋はあまり多くありませんが、この革手袋は親指と人差し指部分がスマホ対応になっています。
可愛らしい素材感の「ニットタイプ」
ふわふわとしたニット素材ならではの女性らしい可愛らしさが魅力のニット手袋。仕事の時にはカチッと革手袋でも、プライベートには可愛らしいニット手袋でフェミニンにまとめるのもいいですよね。ニット素材は見るからに暖かそうなイメージですが、使われる素材によって防寒性が変わってきます。高級な手袋には軽くて保温性にも優れたカシミアがよく使用されます。またウール素材のニット手袋は手頃な価格帯で、カシミアに次ぐ保温性を持ちます。安いニット手袋の場合、ほとんどアクリル100%になります。技術が進歩してアクリルでもカシミアに近い保温性を持つものも出てきていますが、吸湿性に優れないので汗を吸ってくれません。快適性を考えると、選ぶときにはアクリル100%ではなく、ウールも使用されているものを選びたいです。ニット素材はスマホ対応用の繊維と組み合わせやすいので、多くのニット手袋がスマホ対応になっています。写真は「kate spade」のニット手袋で、アクリル70%・ウール30%、親指と人差し指の部分がスマホ対応になっています。
他の人とは違う「個性派タイプ」
防寒対策でも、他の人とはちょっと違うアイテムで個性を表現したいという方は、指なし手袋はいかがでしょうか。媚びないメンズライクな雰囲気がコーデのアクセントになること間違いなしです。写真はイタリアの老舗革手袋ブランドの「セルモネータ・グローブス」の指なし手袋。手袋でスマホ対応でも素手と感覚が違うので、スマホを打ち間違えたりすることってありますよね。これなら指の部分がない分、保温性は少し劣りますが、スマホだけでなくすべての指を使ってノートパソコンでキーボードを打ったり、お財布からお金を出したりと、意外と便利に使えるのでハマる人が多いです。
上手に機能性の高いおしゃれ手袋を見つけよう♪
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冬の定番アイテムである手袋ですが、防寒性が高くて、スマホも使えて、なおかつおしゃれとなると、選択肢は結構狭くなります。革手袋で上品にまとめるか、ニット手袋でフェミニンを狙うか、はたまた指なし手袋で個性的に仕上げるか、手袋選びで冬のファッションを楽しみましょう。