冬は指先や手が露出していると、余計に寒く感じてしまうもの。そんなときに活躍するのが手袋です。手袋と言ってもファッションに使うものだけでなく、キッチンやお風呂の掃除で使うゴム手袋や使い捨てのナイロン手袋、作業時に手を保護するための軍手など、様々な種類のものがあります。今回は、手袋の種類ごとに特徴をご説明していきますので、ぜひ購入の際の参考にしてみてくださいね。
いろいろある手袋の種類
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手袋の種類は豊富で、ファッション用、工業用、家事用、農作業用など、きりがありません。どれも「手を保護する」という役割は同じですが、使い捨てできたり丈夫で長く使えるものだったりと、使うシーンに合わせて選ばれています。寒さをしのぐという目的で日常生活で使う手袋も、ニットや革などの素材や、指先が5本に分かれているタイプ、指先が露出しているタイプなど、さまざまです。
ショートグローブ
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ショーティーとは、その名の通り長さが短い手袋のことです。手首程度の長さで、防寒というよりもファッション性を重視した手袋です。パーティードレスやダンスウェアに合わせたりすることが多く、素材もニットやレース、レザーなどシーンに合わせて様々なものがあります。結婚式などでは、レースをあしらったショートグローブをウエディングドレスに合わせてコーディネートすることもあります。
デミグラブ
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指先がない手袋のことをデミグラブといいます。「デミ」とはフランス語で中途半端という意味です。デミグラブの素材や用途は多様で、手先の作業を容易に行えるようにと作られたものや、指先だけがオープンになっているものもあります。また、状況に合わせてミトンのように全ての指をカバーしたりオープンにしたりして調整できる手袋もあります。表地がニットで裏地がフリースなど保温性に優れているものもありますので、好みに合わせて選びましょう。
オープンフィンガーグローブ
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オープンフィンガーグローブは、指の部分が露出している手袋のことをいいます。目的は防寒ではなく、手のひらのグリップ力を高めたり、手のひらを保護したりすることです。指に力を入れることが必要な格闘技やスポーツなどでよく使われています。
ミトン
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指先が全て隠れていて、親指とそれ以外の指とに分かれているのがミトンです。キッチンで使うミトンと同じように、細かい作業をしたり小さなものを持ち上げたりすることは難しいですが、女性らしさや子どもらしさを演出してくれます。素材はニットやスエードなどが採用されていることが多く、手首の部分にファーやぼんぼりが装飾されている可愛らしいタイプもあります。
アームカバー
アームカバーは文字通り腕を覆ってくれるアイテムのことです。なかには指を通す場所があって、ずれないように固定することができるものもあります。指は露出するタイプとカバーされているタイプがあります。伸縮性に優れた素材を使用していることが多く、冬場の寒さをしのぐためだけではなく、紫外線カットや通気性の良い素材を使った夏用のものもあり女性は年中使うことが多いアイテムです。
手袋といっても目的に合わせていろいろな形状や素材のものがありますね。ミトンとオープンフィンガーの2通りの楽しみ方ができる手袋もありました。好みや季節、使うシーンに合わせて選ぶことができるので、購入時は使っているときのことをイメージしながら選ぶことをおすすめします。単純に寒さをしのぐだけでなく、心も温まるような手袋を選んでみてください。