革手袋は丈夫な物とはいえ、使っていれば破れることもあります。そんな時は慌てずに修理に出すことが大切です。いざという時のために困らないために修理を対応してくれるお店や方法についてご紹介します。
どうする?破けたときの対応
丈夫で長持ちなのが革手袋のメリットですが、使っていれば何らかのトラブルで破けてしまうことも。放置すると裂け目が広がったりと、どんどん傷んできてしまいます。革手袋が破けたら早めに補修する必要があります。
販売店に修理を持ち込む
ブランドの正規販売店などでは、アフターサービスとして修理を受け付けているところがあります。ただし、その店舗で購入した物以外は受け付けなかったり、保証書や購入証明書がなければならなかったりと、制約が多いのが難点です。また修理日数もかかる場合も。安心して修理に出せる一方で、ササッと直したい方には向いていないとも言えます。
革リペア専門店に持ち込む
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革のリペア(修理)を専門にやっているお店に持ち込むという方法もあります。修理を専門としているので、販売店では直せないと言われたような難しい補修も、専門店では直してくれる場合もあります。修理日数や料金も明確に出してくれるところが多く、メーカーやブランドを問わず受け付けてくれるのも嬉しい点です。販売店以外に、この専門店に任すこともおすすめです。近くに店舗がない場合は郵送で受け付けてくれるところもあります。ただ、郵送修理はその分日数がかかる上、郵送の際にトラブルが起こる可能性も0ではないので、あまりおすすめはできません。
リフォーム店に持ち込む
服のサイズ直しや補修をしてくれるリフォーム店でも、革手袋の修理をしてくれるところがあります。革リペア専門店よりも店舗数が多いので、お店を見つけやすいのが一番のメリットです。また、料金や修理日数もはっきりしているので利用しやすいという利点もあります。ただ、革専門ではないので、リペア専門店で頼めるような難しい補修はできない可能性があります。またどの店舗でも革手袋を扱っているわけではないので、確認してから持ち込む必要があります。
自分で直すのは避けた方が良い理由
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一番安価で、一番早くできる方法が自分で直すことです。革用の接着剤と当て布を使って破れたところをくっつければよいのですが、正直なところあまりおすすめできない方法です。大きな理由はきれいに補修するのは難しいという点です。また失敗した場合、元に戻すのが難しいというのもおすすめできない大きな理由です。さらに手先は動きも多いため、市販の接着剤でただくっつけただけでは強度が足りない可能性もあります。そうなると最初に破れた部分よりも、さらに破損部分が大きくなってしまい、より手袋が傷む可能性もあります。革手袋の修理を自分ですることは、手袋の傷みを進めることになりかねませんので、安易にやらないのが無難です。
早めの修理で手袋の傷みを最小限に
革手袋が破けてしまったら、そのまま放置するとどんどん裂け目が広がっていきます。傷みがひどくなる前に、早めに修理に出すことが大切です。破けたら慌てて修理先を探すのではなく、普段からどこで修理できるかチェックしておくと安心です。その際、料金なども確認しておくとよいでしょう。革手袋を長く使い続けるためにも、破けたときの対応は大切です。早めに修理に出して、手袋を少しでも良い状態に保てるよう心がけましょう。