革手袋にはどんなイメージをお持ちでしょうか。天然の上質な素材である一方で、お手入れが大変そうなイメージも……。そこで、革手袋のメリットとデメリットについて考えてみました。
革手袋のメリットとは?
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革手袋は本革の特性を最大限に活かすことができるといわれています。革手袋のメリットは次の通りです。・耐久性がある・通気性があるので蒸れにくい・風を通さず、保温性に優れている・伸縮性があり使えば使うほど手になじむ革手袋の良いところはなんと言っても長く使えること。さらに、使えば使うほど風合いが良くなっていくという点も革手袋のメリットと言えるでしょう。
革手袋のデメリットとは?
革手袋には次のようなデメリットがあります。・雨や雪など、濡れに弱い・温度変化に弱く、変形しやすい・退色する(エイジング)・カビが発生しやすい・値段が高いこのように、革手袋は大変デリケートな製品であると言えます。定期的なお手入れが必要なので、忙しい人にはあまり向いていないかもしれません。
革手袋を長持ちさせるためのコツとは?
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革手袋を長持ちさせるには、普段の取り扱い方法から気を付ける必要があります。大切なことは「濡らさない」「汚さない」「痛めない」ということ。脱いだときは、形を整えてから片付けるようにしましょう。着用後のこまめなブラッシングも大切です。濡れた場合は、できるだけ早く布で水気を吸い取りましょう。その後、風通しの良いところで陰干し、水分を飛ばす必要があります。しっかり乾かさないと、カビが発生する原因になるので注意が必要です。また、直射日光やドライヤーなどの熱は、型崩れやひび割れの原因になるので気を付けましょう。汚れた場合は、乾いた布で拭き取ります。汚れが酷い場合は、専用クリーナーで落とします。型崩れやひび割れ、カビの原因になるので水洗いは避けましょう。どうしても洗いたい場合は、革専門のドライクリーニングに出す方法もあります。デリケートな製品なので、毎日使うのは避けましょう。少なくとも2双以上の手袋を交替で使うのがベストです。革手袋は大切に扱えば、何年も使い続けられます。丁寧に使うとともに、お手入れを忘れないことが大切です。
革手袋のメリットとデメリット、どちらが大きい?
革手袋のメリットとデメリットを見てきましたが、結論として「メリットの方が大きい」と言えるのではないでしょうか。革手袋のほとんどのデメリットは、お手入れで解決可能。高価な点も、長く使えることを考えればコスパが良いと言えます。革の手入れを敬遠せず、ぜひ、1双は手に入れて使ってみてはいかがでしょうか。