バイク乗りにとって必要不可欠なのがバイク用手袋。機能はさることながら、見た目の良さも魅力的なバイク用手袋には、どんなものがあるのでしょうか。そしてどんな物をえらんだら良いのかご紹介します。
バイク用手袋が必要なわけ
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バイクを乗るときに手袋をするのには、大きく分けて2つの理由があります。1つは安全性。転倒したとき、手袋は手先を保護してケガを防止してくれます。プロテクターが付いているタイプは擦り傷などを防ぐだけでなく、打ち身や骨折などの重いケガを追うリスクを軽減してくれます。もう1つは操作性の向上。アクセルやウインカーなど、手を使って操作する物が多いバイク。走行風によって手先が冷えると感覚が鈍り、細かい操作が難しくなります。手袋は風から手を保護し、安定した操作性を維持する役割があります。また、気温が高いときは、手が汗で滑って操作にミスが生じるおそれがありますが、手袋を装着することによって汗で手が滑ることを防ぐことができます。このように、バイクにとって手袋はなくてはならない重要な物であると言えます。
バイク用手袋にはどんな素材が使われている?
バイクに使われている主な素材は次の4つになります。・レザー(革)バイク用手袋で最もポピュラーな素材。耐久性と操作性に優れており、シーズンを通して使い続ける事ができます。さらに使い続ける事で手に馴染み、風合いの変化を楽しむことができます。・布(メッシュ)通気性が高いので、夏場に向いている素材です。薄くて軽いのが特徴。保護性を高めるためプロテクターが付いているのも少なくありません。・ゴアテックスゴアテックスは防水耐久性、防風性、透湿性を兼ねそろえた素材です。革やメッシュに比べて水に強く、雨天でも使えます。・ネオプレーン(合成ゴム)ネオプレーンはウェットスーツにも使われる防水性に優れた素材です。防寒性や防風性にも優れているので、雨天や冬場に向いています。
バイク用の素材は革がおすすめな理由
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いろいろな素材で作られているバイク用手袋ですが、一番おすすめなのは革。理由は耐久性や操作性に優れており、さらに防風性や保温性、吸湿性も兼ね揃えているからです。使い込むことによって自分の手にフィットしてくるという特性もバイク用手袋として見逃せないポイントです。革は季節を問わず使うことができ、バイク用としてとにかく万能な手袋です。ただ、革は水に弱く、長持ちさせるにはメンテナンスが重要になります。しかし、裏を返せばしっかりと手入れをしていれば長く使えるということでもあります。
バイク用手袋の種類
バイク用手袋にはいろいろな種類があります。・ショートタイプバイク用手袋でもっともオーソドックスなタイプ。手首まで覆われていないので冬場には向きません。・ロングタイプガントレットタイプの長めの手袋。防寒・防風・保護機能に優れています。クラシカルな見た目も人気のポイント。・レーシングタイプレースなどモータースポーツ向きのプロテクターを装備した手袋。保護機能や操作性に優れています。・オフロードタイプオフロードなどスポーツ走行に向いた、軽量で操作性を重視した手袋。夏用にも向いています。よく使われるショートタイプでおすすめの革手袋がセルモネータ・グローブスのライダースグローブ。洗練されたおしゃれなデザインと機能性を兼ね備えた逸品です。鮮やかなブルーやレッド、イエロー、シックな黒など19色のラインナップの中から選べます。
革手袋でかっこよく
バイク用手袋でかっこよく決めるのなら、やっぱり革がおすすめです。手首の締まったロングタイプは、クラシカルなかっこよさが魅力。すっきりしたショートタイプも革の風合いが活きるデザインです。革の手袋で、バイクをスタイリッシュに乗ってみてはいかがでしょうか。