冬になると手元を温かく守ってくれる手袋。「手袋はワンサイズ」と思われがちですが、革手袋などにはサイズのバリエーションが設けられていることがあります。自分の手にぴったりの手袋を選ぶには、どのようなことに気をつければ良いのでしょうか。ここでは、ぜひ知っておきたい手袋のサイズの選び方についてご紹介します。
手袋のサイズとは
出典元:https://www.shutterstock.com/
手袋のサイズは手の長さに応じて決められていることが多いです。海外ブランドのものなら、7インチや7.5インチなどと分けられています。サイズは中指の先から手首に就いている一番上の横ジワまでの長さを計ります。女性なら155~165mmならMサイズ、165~175mmならLサイズです。また、「手囲い」と呼ばれる手のひらの周りのサイズも参考にします。手を握ったりメジャーが斜めにずれてしまったりすると、簡単に10mmほどの違いが出てしまうので、手のひらをまっすぐにして測りましょう。人差し指、中指、薬指の3本が指先にフィットしているのが目安ですが、爪の長い方は1サイズ大き目のものを選ばれると良いでしょう。
手袋を選ぶときにはまず「サイズ」や「色」から
出典元:https://www.shutterstock.com
手袋を選ぶときには、ついついデザインで選びたくなりますが、まずは自分のサイズに合っている好みの色の手袋を探すようにしましょう。先にデザインで選んでしまうと、いざサイズ選びをする際に合うものがないということも起こり得るからです。色もビビッドなものからブラックやブラウンといったベースカラーのものまで様々ですし、同じブラウンでも明るめや暗めなどから選ぶことができます。いくつか見比べてみて、何種類か候補を挙げると決定しやすいです。
手袋のサイズを選ぶ
出典元:https://pixabay.com/
好みの色やデザインの手袋があったら、自分に合うサイズのものを選びましょう。ブランドや商品によってサイズの設け方が異なり、同じMサイズでも異なる場合がありますので、タグや商品説明の欄を見るなどして各商品のサイズの詳細を確認するようにしましょう。自分の手のサイズに合うものを選ぶ際は、手の長さと手の周りの長さとでサイズが異なる場合もあります。そのときは大きい方に合わせるようにすると良いでしょう。試着できる場合は身に着けてみて、窮屈ではないか、握ったりしやすいか、力を入れるのが難しくないかなどをチェックします。
手首まで隠れているのがオススメ
出典元:https://www.shutterstock.com/
寒いときは、足首や手首などの「首」が付く場所を温めると良いといわれていますが、手袋を選ぶ際も手首がカバーされるものを選ぶことをおすすめします。手首や足首には太い血管が走っているため、露出していると体がどんどん冷えてしまいます。これらの部位をカバーしてあげることで、体全体が冷えにくくなり、体温を維持するのに役立つのです。また、素材は外気を通し過ぎないものが良いでしょう。革手袋は外気を通し過ぎず、通気性や保温性もあるのでおすすめです。手首部分に調節可能なテープや金具がついている手袋もありますので、それらを活用してみるのも良いですね。
デザイン面でも機能面でも、革の手袋はとても優秀なアイテムです。ただし、伸縮性はあまりないので、自分にぴったりのサイズのものを選ぶことをおすすめします。手袋はフリーサイズと思われがちですが、より温かく快適に過ごしたいなら、サイズを計って確認して選ぶようにしましょう。自分の手のサイズに合ったおしゃれな手袋を身に着けて、ファッションも温かさもランクアップさせた装いを実現させましょうね。