世界的に知られているメジャーなブランドのアイテムも良いですが、ブランド名は知られていないものの実力はあるアイテムを身に着けるのも1つのおしゃれです。ここでは日本ではまだ知名度の低い、本場ミランで認められた革ブランドについて紹介します。
日本では知られていない人気ブランド店も
イタリアには伝統的なタンナーが多いため、品質の高い皮革製品が多く、実力のある革ブランドが数多くあります。日本では、まだそれほど知名度がなくても、本場イタリアでは人気のあるブランドが多数!実力はあるけれど知名度が低いブランドのアイテムを持っておくと、他人と被らないおしゃれが楽しめる上に、ワンランク上のセンスが光ります。イタリアにはそんな素敵なブランドが多数ラインナップしているのです。
本場ミランで認められた革ブランド
ここでは本場ミランで認められた革ブランドを紹介します。日本でも少しずつ人気が出てきているご存じのブランドもあるかもしれません。お気に入りをぜひ見つけてくださいね。
セルモネータ・グローブス
セルモネータ・グローブスは、1964年にジョルジョ・セルモネータ氏によって、イタリアローマのスペイン広場で創業された手袋ブランドです。手触りが柔らかい上に丈夫で引っ張り強い、キッド(山羊)やペッカリー(猪革)を中心とした素材を使っており、全工程を専門の職人が手作業で製造しています。カラー展開が豊富なのも特徴で、ファッション性とクオリティの高い手袋が手に入ります。また、シンプルなデザインから遊び心あるデザインまで幅広く揃いますので、自分のコーディネートに合うアイテムが見つかりますよ。
チェレリーニ
チェレリーニとは、1956年にイタリアで創業した革小物を中心としたブランドです。主に高級レザーバッグが中心で、熟練した職人によるすべて手作業のオーダーメイドバッグが人気があります。高い技術には定評があり、世界中にファンがいて支持されています。メジャーブランドと比べると知名度は低いですが、イタリア人を始めとした、おしゃれ好きな人には既に人気の高いブランドの1つです。
イルビゾンテ
日本でも、おしゃれ好きの人に人気の高い革ブランドのイルビゾンテ。1970年にブランドがスタートして、今では40年以上続く老舗ブランドの1つとなっています。イルビゾンテのアイテムは、経年劣化を楽しめるアイテムが多く、使っていくほどに革が馴染み色が変わっていきます。長く使うほど、愛着がわいてくるので10年以上使っている人も珍しくありません。財布やバッグが中心で、シンプルなデザインばかりですので、流行に左右されずに使うことができます。
オロビアンコ
1996年にイタリアのミラノ近郊で創業したオロビアンコは、業界内で高い評価を受ける鞄ブランドです。日本でも、学生やビジネスマンに高い支持を得ています。シンプルで合わせやすいデザインと高い技術が特徴です。高級ブランドのOEMも手掛けるほど、技術には定評があります。素材やパーツをオリジナルで制作するなど、ディテールまでこだわって作られており、耐久性も高いため、長く使っていただけます。カジュアルシーンでもビジネスシーンでも使える幅広いデザインが魅力的です。
ヴァレクストラ
ヴァレクストラは1937年にジョヴァンニ・フォンタナの手によってイタリア・ミラノで生まれました。独特なシェイプのレザー商品を専門に扱っており、その品質の高さから世界最高峰のレザーブランドとも評されています。数々のベストセラーを世に送り出しながらも、知名度は控えめ。まさに知る人ぞ知る名ブランドのひとつです。
なかには、ある程度有名なブランドもありますが、初めて名前を聞いたブランドもあったのではないでしょうか。ブランド名がメジャー・マイナーに関わらず、良い素材と職人を使って、質の高い製品を作り続けているブランドがイタリアにはたくさんあります。ぜひブランドの知名度だけに捉われず、自分に合ったものを揃えていきましょう。