普段使いをイメージすると、カラフルな革手袋の購入はどうしても躊躇しがち。しかし、取り入れ方のコツさえ分かれば、アクセントにもなる優秀アイテムです。今回は、鮮やかな色の革手袋に挑戦してみたくなるようなおすすめ商品をご紹介します。

全体で考えると、手袋が覆う部分はそれほど大きくはありません。そのため、鮮やかな色を配置することは、そこまで難しいことではないとは思いませんか？たとえば、ブラック系のコートや上着に、赤や紫、オレンジ、グリーンなどのカラフルな革手袋を合わせると、ほどよいアクセントになります。無難な黒のコートも、簡単におしゃれなコーデに様変わりするのです。自分ではベーシックな色を選びがちなので、プレゼントとしてカラフルな革手袋を贈るというのも、なかなか粋ですよね。

イタリアの老舗革手袋メーカー「セルモネータ・グローブス」は、カラフルな革手袋が人気のブランド。裁断や縫製など、高い技術を持つ職人によって作られる珠玉の手袋は、着けるたびに喜びを感じさせてくれます。こちらは山羊革の手袋で、インナーにはカシミヤを使用しています。ピンクなどの明るい色は、暗い色でまとまりがちな冬のコーデの差し色に。落ち着いた色の手袋は、クールで大人っぽい印象に仕上げてくれます。

仔羊の皮で作られたラムナッパの革手袋は、とてもしなやか。フィット感も優れています。ナポリには、イタリアの手袋メーカーのほとんどが集まっているといわれていますが、カリデイ（CARIDEI ）もそうした伝統あるメーカーの1つです。鮮やかなピスタチオグリーンの手袋を、冬のコーディネートのアクセントにしてみてはいかがでしょうか。

有名な映画にも使用されているメローラ（MEROLA）の手袋は、セレブリティの間でも人気。上質なナパレザーを使用しており、なめらかな肌触りです。鮮やかな赤のレザーは、つけているだけで元気になりますね。無駄のないシンプルなデザインが、洗練されたファッションスタイルを演出してくれます。

グローブス（GLOVES）は、伝統的な技術と時代のニーズを融合し、ファッショナブルな手袋を作り続けています。人気ブランドなので贈り物にも喜ばれますよ。こちらの革手袋は、手袋をつけたままスマホ画面を操作できる近年人気のタイプです。胸ポケットに入れて、コーディネートのアクセントにしても素敵ですね。

ウェディング用の手袋も作っているメーカーのファッション革手袋は、着用しているだけでハッピーな気分になりそうです。もちろんクオリティーも優れていて、見た目の高級感もつけ心地の良さも最高級。シンプルなデザインだからこそ、挑戦してみたかったカラーで個性を演出してみてはいかがでしょうか。

高級な革手袋はできるだけ長持ちさせたいですよね。なるべく濡らさないようにする、通気性の良い場所に置く、などの対策を心がけましょう。定期的にメンテナンスをすることで、圧倒的に長持ちしますよ。汚れがついた場合は、カビ予防のためにも汚れたままにせず、乾いた布で拭きとることが大事。また、革が乾燥したときは、革製品専用の保湿クリームを塗りましょう。大事に扱って、革手袋のおしゃれを楽しんでくださいね。