イタリアには、日本でも名高いファッションブランドの本店がたくさんありますよね。旅行などでイタリアに行く機会がある方は、ぜひ本店に足を運んでみましょう。日本では売られていないアイテムを大切な人へのお土産にすると、あなたの株もきっと上がりますよ。ここでは、イタリアのお土産におすすめの革製品ブランドを5つご紹介します。
GUCCI (グッチ)
二つの「G」が組み合わされたモノグラムでおなじみの「グッチ」は、ハイファッションの代名詞といわれるほど世界的に有名なブランド。1921年にフィレンツェで革鞄店を開いた時の品質の良さはそのままに、時代の移り変わりとともに、モダン、ノスタルジック、遊び心などの要素を取り込みながら、革新的なアイテムを提案し続けています。洋服、バッグ、アクセサリー、靴などの服飾品が多様な素材で展開されていますが、特に革製品はデザイン、品質ともに優れているので、おしゃれを追求するユーザーから好まれているようです。イタリアの店には、日本では発売されていないアイテムもあるので、ファッション好きな方へのお土産におすすめですよ。
PRADA (プラダ)
「プラダ」は、上質でファッショナブルな革製品を取り扱うブランド。ミラノに本店を構え、ファッション界をリードするアイテムを作り続けています。革製品のほかにも、ジュエリー、布製のバッグ、スニーカーなども展開しており、さまざまなシーンで身につけることができます。グッチと同様、ハイファッションの代名詞の一つになっており、ブランドデザイナーがミウッチャ・プラダ氏に交代してからは、女性向けのバッグや靴のデザインが、特に充実しています。派手なデザインばかりでなく、シンプルラインも充実しているので、使いやすいものが好きな方へのお土産にしても喜ばれそうですね。
Sermoneta gloves (セルモネータ・グローブス)
イタリアを代表する革手袋のブランドである「セルモネータ・グローブス」は、何と言っても革とは思えないほど鮮やかな色と、洗練されたデザインが特徴です。トレンドと伝統に裏付けされた確かな技術を織り込んだ革手袋は、50年以上もの間、世界中から愛されています。創業者であるジョルジョ・セルモネータ氏は、1964年にローマのスペイン広場で一号店を開き、自ら事業を拡大していきました。世界中から認められるようになった現在でも、イタリアのクラフトマンシップに裏付けされたクオリティの高さを維持しています。革手袋の素材にはラムやキッドなどの、きめが細かく美しい仕上がりの革を使用。ライナーはシルクやカシミヤなどの肌触りが良い素材なので、最高の着け心地です。革手袋は荷物にならず、運ぶ途中で壊れることもないので、安心して持ち帰ることができます。お土産にもってこいのアイテムですね。
IL VISONTE(イル ビゾンテ)
「イルビゾンテ」は、ナチュラルな本革を使ったファッションアイテムで注目されているブランド。製品の多くに、力強さと誇り高さを表すバッファローマークが入っているのが特徴です。創業者のワニー・ディ・フィリッポ氏は、バッグ職人の修行を終えた後、1970年にフィレンツェのパリオーネ通りに店をオープン。妻と二人で注文を受けながらバッグを作り始めました。やがて評判が広まり、外国からも注文がくるようになったのだそうです。経年変化を楽しむことができるヌメ革の財布は、男女問わずに人気があります。本物志向の方、シンプルなおしゃれに興味がある方や、カジュアルなコーディネートが好きな方へのお土産にすると喜ばれそうですね。
Felisi (フェリージ)
「フェリージ」は、さわやかでトラディショナルなデザインが特徴のブランド。創業者のアンナリサ・フェローニは、1973年にフェラーラで革製品の工房を開きました。職人の手で一つ一つ作られることによる高い品質と洗練されたデザインが評判になり、特に日本で愛されています。なかでもナイロンと革を組み合わせたビジネスバッグはとても使いやすく、若い男性に人気。また、丸みを帯びたシルエットのコンパクトウォレットは女性に大人気で、フェリージの看板商品になっています。洗練されたシンプルなデザインのアイテムが多く、持ち主のイメージを好印象にしてくれるので、転職や昇進で環境が変わる方へのお土産にしてみてはいかがでしょうか。
イタリアには超有名ブランドから、知る人ぞ知るブランドまでたくさんありますが、本店に足を運んでお店の空気を感じると、ますますその魅力が分かるのではないでしょうか。お土産を渡すときにそういう話もすると、きっと気持ちが伝わるお土産になりますよ。