シック、カジュアル、ビジネスなど、様々なシーンでおしゃれを演出してくれる革靴。価格はピンからキリまで幅広く、初めて選ぶ人にとっても、革靴を何となく選んでいる人にとっても、どれを選べばよいのか迷ってしまうもの。ここでは、気になる革靴のオススメブランドを5つご紹介します。
革靴は様々なシーンで大活躍
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革靴といえばビジネスシューズが一般的ですが、デザインや色が豊富なのでビジネス以外のシーンでも大活躍します。黒のシックな定番の革靴であっても、先が細い物や長いもの、留め具が大きい物、紐で縛るものなど、こだわりだすといろいろなポイントが気になってきます。色合いや質感も、同じ黒でも光沢があるものやマットな風合いのものなどがありますし、茶色も赤茶色や明るい茶色、こげ茶色など様々。そして、金具や紐などのアクセサリーだけでなく、ステッチの入り方も色々なものがあります。素材やディテールのデザインによって、カジュアルにもフォーマルにも合わせることが可能になるのです。
Regal(リーガル)
アメリカの伝統的な要素を継承しながらも、旬なトレンドも積極的に採用しているリーガル。ビジネスシューズブランドの定番といっても過言ではありません。その品質は素材の見極めから始まります。専門の職人が五感を研ぎ澄ませて、リーガルの一足としてふさわしい素材を選ぶのです。そして、経験を積んだ職人が丁寧に手作業で作り上げていき、様々な厳しい検査に合格したもののみ出荷されることとなります。ラインナップとしては、流行のエッセンスを取り入れたもの、アメリカの伝統的な要素を取り入れたもの、カジュアルシューズなど、多岐にわたります。
Paul Smith(ポールスミス)
オリジナリティあふれる洗練されたデザインが、幅広い年齢層から支持を受けているPaul Smith(ポールスミス)。カバンや服のイメージがありますが、ビジネスシーンやフォーマルな場でも活躍するスーツや革靴も取り揃えています。使い込むごとに味わいを増すイタリアンベジタブルタンニンレザーなど、こだわりの素材を惜しげもなく使用しています。シンプルながらも美しさが映えるデザインが多く、ディテールまでこだわるおしゃれな男性に人気です。
三陽山長(さんようやまちょう)
2000年に高級紳士靴として創業された「山長印靴本舗」が、2001年に「山陽山長」として再スタートしました。品質本位をベースに世界最高品質の素材を使った、こだわりのメイド・イン・ジャパンブランドです。既成靴の素材や色から自分の好みのものを選んで、自分だけの1足を作ってもらうことも可能。熟練の日本の職人が手掛ける靴は、繊細な匠の技が感じられる極上の一足です。
Crockett&Jones(クロケットジョーンズ)
1879年にイギリスの靴の聖地ノーザンプトンに誕生したのが、クロケットジョーンズです。創業以来、熟練した職人の高い技術によって多くの美しい靴が生み出され続けています。また、デザインだけでなく、足を守るという靴本来の機能も最大限に追求しています。ベーシックな紐で結ぶタイプのものから、小さなタッセルがついたカジュアルなタイプまで幅広く、世界中の多くの人のニーズに応えています。
Church’s(チャーチ)
チャーチは1873年に靴作りで有名なイギリスのノーザンプトンで創業したブランドです。正統派英国靴としての認識は今も昔も変わらず多くの人に愛されていて、欧米のセレブリティや映画「007」のジェームズ・ボンドも愛用しています。一足一足、250工程にも及ぶ「グッドイヤー・ウエルト製法」と呼ばれるオリジナルの作り方で作られています。
一口に革靴といっても、各ブランドによってコンセプトやデザインが大きく異なります。素材に対するこだわりも、メーカーによって様々です。各ブランドのこだわりを見比べてみると、自分が靴を選ぶときに大切なことは何かがクリアになってきますし、購入した靴に対する愛着も増します。ぜひ様々なブランドをチェックして、お気に入りの一足を選んでみてください。