新しい手袋を探すときは、たくさん種類があってどれを選べば良いのか迷ってしまいますよね。そこでおすすめなのが、革工芸の長い歴史と伝統を誇るイタリアの革手袋。ここでは、その中でも世界中から愛されているブランド「セルモネータ・グローブス」の革手袋の魅力をご紹介します。
素材の質が良い
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「セルモネータ・グローブス」は革手袋の主な素材として、「キッド」と呼ばれる子ヤギの革を使用しています。キッドは銀面がとてもなめらかでやわらかいことが特徴ですが、その中でもムラがないものを厳選しています。その他にもラム、鹿、ペッカリーなどの高品質な素材も使用。なめしや染色などの加工はすべてイタリア国内で行っています。イタリアには革文化が根づいており、その加工技術は世界最高といわれています。そのため丈夫なだけでなく、肌に吸い付くようなやわらかい素材が誕生するのです。インナーにはカシミヤ、シルク、ラビットファーなどの、肌触りの良い高級素材を惜しみなく使っています。革手袋作りのすべての工程がハンドメイドであることも、大きな特徴です。パタンナー、裁断、縫製、装飾、仕上げに至るまで、それぞれの専門職人が各工程を担当し、1組の革手袋を作り上げます。熟練の職人たちが1つ1つ丁寧に仕上げていく様子は、古き良き時代の工房そのものです。オーナーのジョルジョ・セルモネータも、製品の隅々にまで目を行き渡らせています。世界的な革手袋ブランドとなった今でも、高いクオリティが維持されている所以です。
セルモネータ・グローブスの歴史
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いまやローマ・スペイン広場の名所にもなっている革手袋ブランド「セルモネータ・グローブス」は、1964年にジョルジョ・セルモネータによって同地で創業されました。クオリティの高い革手袋は、イタリア国内だけでく、ヨーロッパやアメリカをはじめとした世界のさまざまな国から高い評価を受けています。現在は本店の他に、ミラノ、ベニス、フィレンツェ、ニューヨーク、ボストンにも店を構えています。連日たくさんの客で賑わっていて、時には1
美しい色使い
「セルモネータ・グローブス」が世界で評判になっている理由の一つが、皮革とは思えないほど美しく繊細なカラー展開。イタリアの伝統と歴史に裏付けられたなめしの染色技術は、技術の枠を越えて一つの文化として認められているほどです。他のブランドと一線を画した「セルモネータ・グローブス」の色使いは、イタリアの伝統から生まれた芸術なのです。
革手袋専門ブランドだから種類が豊富!
「セルモネータ・グローブス」のお店には、いつもたくさんの種類の革手袋が並んでいます。毎年シーズンごとに新しいデザインの革手袋を発表するので、常連のお客様でも飽きることがありません。もちろんすべて「セルモネータ・グローブス」のオリジナルデザイン。質の良いキッドやラムの革をファーやエナメル素材と絶妙に組み合わせたり、トレンドカラーを取り入れたりと、時代に合った革手袋を提案し続けています。もちろん、フォーマル向きの定番タイプも充実しています。また、革手袋を選ぶ時間そのものを楽しめるように、お店のレイアウトにもいろいろな工夫が凝らされています。お店にはグローブ・フィッターが常駐しており、選んだ手袋を、特別な器具を使って手にフィットさせてくれます。好みの手袋が自分の肌の一部のようにフィットする様子を、魔法にかけられたようだと表現する人もいるほどです。ぜひ、一度本物に触れてみてください。
一流といわれるものには理由や歴史があります。次に革手袋を新調する際は、イタリアのブランドから探してみてはいかがでしょうか。