寒い冬の手元といえば、あたたかい手袋。ニットタイプが一般的ですが、大人の女性の着こなしにぜひ取り入れていただきたいのが、革手袋です。でも、本革、合皮など素材もデザインもたくさんあるので、いざ選ぶとなったらどれを選んでいいのかわからない、という方も少なくないのでは?ここでは、おしゃれな女性ならきっと気になるレディース革手袋の人気ブランドを5つご紹介します。
人気のレディース革手袋ブランドの特徴
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革手袋の本場といえばイギリスやイタリアといったヨーロッパやアメリカです。家畜としてたくさん飼っていた羊や鹿などの革を使い、手袋を作ったのがはじまりだとされています。現在もそれらの国のブランドが手掛けた革手袋が、多くの人に愛用されています。女性ものはシンプルでありながらも、素材やディテールにこだわったおしゃれなものが多いのが特徴です。
Sermoneta gloves(セルモネータ・グローブス)
セルモネータ・グローブスはイタリア発祥の高品質ブランド。ファッション性の高さが魅力です。ローマのスペイン広場に本店を構えており、その他にもミラノのVia Della Spigaに店舗がある革手袋の専門店です。シンプルながらも気品あふれるデザインなので、フォーマルからカジュアルまで、さまざまなシーンで活躍する優秀アイテムです。
Attivo(アッティーボ)
アッティーボは「一瞬で魅力的な手に」をコンセプトに、おしゃれに役立つ手袋を手掛けているブランドです。羊革の中では最高級といわれている子羊の革「ラムスキン」を使用しています。とても柔らかくて軽く保温性もあるので、身に着けていると温かくて快適です。ラムスキンの特徴である表面の目の細かさと肌触りの良さは、ぜひ体感していただきたいです。カラーバリエーションも豊富で、なかには手袋を身につけたままスマホ操作もできる製品もあります。
Antonio Murolo(アントニオ・ムローロ)
細身のシルエットが美しいアントニオ・ムローロの革手袋は、女性のたしなみとしてぜひ持っておきたいアイテムの一つです。アントニオ・ムローロは、1920年にイタリアのナポリで創業された老舗グローブメーカーで、洗練されたデザインと品質の良さで長い間人々に愛されてきました。革手袋にはイタリアのシープスキン(ナッパレザー)、裏地にはウールを100%使用。シンプルな革手袋から、ファーや豪華な素材の手袋など、コーディネートの中心にもなるグローブが数多く生み出されています。
Chloe(クロエ)
パリに本拠点をもつクロエの革手袋は、女性らしい柔らかなラインと質感が感じられるデザインが特徴です。羊革の特製をいかした加工になっており、手の甲にある革と裏地とが織りなすカーブラインが魅力的。さりげなくクロエのロゴが入っていて、カジュアルにもシックにも着こなしたい大人の女性の心をくすぐります。
Boerio(ボエリオ)
イタリアならではのビビッドなカラーバリエーションが特徴のボエリオ。1965年にイタリアのナポリで生まれて以来、ヨーロッパに古くから伝わるグローブの製法技術を受け継いでいて、イタリアでもトップメーカーとして有名です。手首の部分には革巻きのビットがついていて、クールにもフェミニンにも演出することができます。内側は、ウールニットとカシミヤから種類を選べますが、どちらも暖かく指先を包んでくれます。上質な素材感と華やかなデザインのこちらの手袋は、冬を明るく彩ってくれるでしょう。
いかがでしたか。革手袋は薄くてシンプルなものが多いですが、人気の手袋は素材やデザインのディテールにとてもこだわっていて、どれを選ぼうか迷ってしまいますね。縫製の仕方や裏地の生地感、色など、自分好みのものをぜひ見つけてみてください。