革手袋はシンプルなのも良いですが、おしゃれな柄物もおすすめです。手元を個性的かつ印象的に彩る、人気の柄を取り上げます。
革手袋の柄にはどんなものがある?
革手袋の柄は、大きくわけて4種類あります。・プリント柄…革生地に直接プリントされたもの。・編み込み柄…革をベルト状にして編み込んだもの。・パッチワーク・キルト柄…縫い目が模様のようになっているもの。・刺繍・アップリケ柄…異素材で柄をいれたもの。シンプルなのも良いですが、おしゃれな柄が入った革手袋も魅力的な物がいっぱいあります。そこで革手袋で人気の柄を紹介します。
プリントで人気の柄
●アニマル柄トレンドのアニマル柄は革手袋でも人気です。アニマル柄の中で手袋に人気なのがヒョウ柄(レオパード)。インパクトのあるヒョウ柄とシンプルなフォルムの革手袋の組み合わせはワイルドさと上品さのバランスが絶妙。主張のある手袋が好みの方におすすめです。●モノグラム柄ルイヴィトンの象徴とも言えるモノグラム。2つ以上の文字が組み合わさって作られるパターンです。ヴィトンの手袋の中でも、モノグラムの柄が入った物は根強い人気があります。●チェック柄革手袋とチェック柄の相性は抜群。千鳥格子 (ハウンドトゥース・チェック)やシェパード・チェックなど、シンプルで上品なチェックがおすすめ。またチェックと言えばバーバリー。「バーバリーチェック」と呼ばれる独自のチェック柄は革手袋でも人気が高いデザインです。
編み込み柄といえばイントレチャート
ベルト状の革を編み込んで作る編み込み柄。有名なのがイタリアのブランド、ボッテガ・ヴェネタの製品によく使われているイントレチャート(メッシュ編み)です。革の美しさを引き立てるイントレチャートは手袋でも人気です。また編み込みで作られた手袋は、編み込んだ分だけ革の量も増えるので厚みのある質感も魅力です。
縫い目が模様になるキルト柄
生地に縫い目入れて模様のように見せるのがキルト柄です。キルトされた革手袋は高級感が漂い、大人の女性が持つにふさわしい品格を演出します。また縫い糸をカラフルにするとビビットな感じを手袋に与えてくれます。同じように縫い目を見せるものにパッチワークがあります。パッチワークは、いくつもの革の切れ端を縫い合わせて作る手袋ですが、縫い合わせた部分が模様のように見えるのが特徴です。
個性的なアップリケ
革手袋に刺繍やアップリケを施すことで、個性的な手元を演出します。高級感のある革手袋に、遊び心が組み合わさったミスマッチ感が魅力。星やハートを模したユニークな物から、上品なフラワーを模した刺繍までいろいろなバリエーションがあります。セルモネータ・グローブスの手袋はポップな星やリップのアップリケが施されており、手元に遊びのある大人の女性らしいアクセントを与えてくれるおすすめの手袋です。
1双は持っておきたい!柄の手袋
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革手袋は長く使いたいからと、ついついシンプルでベーシックなデザインを選んでしまいがちではないでしょうか。手元にアクセントを与えてくれる柄の手袋もぜひ持っていて欲しい1双です。革手袋は長く愛用するためにも2双以上持つのが理想ですが、2双目に持つのであればぜひ柄の入ったものがおすすめです。アニマル柄やアップリケなど、はっきりした主張のある手袋が1双あるとコーデの幅が広がります。シンプルが一番、という方や初めて革手袋を持つ方にはチェック柄やキルト柄がおすすめ。シックで上品な手元にしてくれます。シンプルになりがちな冬のアウターを、柄の入った革手袋で印象を変えてみてはいかがでしょうか。