革財布を選ぶポイント
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財布は毎日使うものなので、生活スタイルや好みにぴったりなものを選びたいですよね。牛革(ぎゅうかく)素材の革製品は丈夫で加工しやすく、財布にもたくさんの型やデザインがあります。ヌメ革は使っているうちに風合いが変わってきて、経年変化を楽しめます。傷のない革で作られるので、価格は比較的お高めですが、手入れを楽しみながら長く使いたい方にはおすすめです。ヌメ革は男性向けというイメージがありますが、ソフトな風合いに加工されたものは、女性にもぴったりですよ。牛革に顔料で着色したものは、革の表面に顔料を重ねるので、革の傷を隠すことができます。そのため、価格がヌメ革に比べると安めで、経年変化しないので新品の風合いを長く楽しむことができます。また、馬のお尻の部分の革で作られたコードバンの財布は、価格は高いですが、その分とても丈夫で長く使うことができます。財布の代表的なデザインとしては、ファスナーで開閉するタイプとファスナーがないタイプがあります。ファスナーがついているタイプはスマートな印象ですが、中にものを入れすぎるとファスナー部分が壊れてしまいます。現金をあまり使わない方や、財布の中をまめに整理する習慣がある方におすすめです。ファスナーがないタイプは収納力が高いので、現金やポイントカードなどを多く持ち歩きたい方におすすめです。
革手袋を選ぶポイント
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革手袋は繊維が緻密なので、冷たい風から手をしっかり守ってくれます。また、たくさんの色やデザインが出ているので、手持ちのコートやジャケットとのコーディネートを考えるのも楽しいですよね。スマホを見たり、電話をかけたり、電車に乗るときには定期券を取り出したりと何かと手を動かすので、キッドと呼ばれる子山羊やシープスキン、ラムスキンなどの、しなやかでやわらかい革でできた手袋がおすすめです。また、保温性のある生地で作られた裏地がついていると、暖かさをキープできます。カシミアやウールは吸湿性があり、汗を吸い取ってくれるので、長い時間つけていても手がべたべたしにくいです。動物の革は、使っているうちにだんだん伸びてくる性質があります。手袋がぶかぶかだと、手首の隙間から冷たい空気が入ってしまい、せっかくはめていても防寒効果を得られません。購入する際は、少しきつく感じるくらいのサイズを選ぶと良いでしょう。
革帽子を選ぶポイント
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帽子は、寒さや日差しから頭を守るという目的のほかにも、洋服のコーディネートのアクセントとして使う方も多いのではないでしょうか。高級感や独特の風合いがある革の帽子をかぶると、大人っぽい魅力がプラスされますよ。肌寒い春と秋には、通気性が良いピッグスキンの帽子が適していますし、寒さが本格的になる冬から春先には、きめが細かく防寒に適している牛革がおすすめです。シープスキンはやわらかくしなやかなので、頭によくなじみます。革は使っているうちに伸びてくるので、手袋と同様、購入する時は少しきついと感じるサイズを選びましょう。
革アクセサリーを選ぶポイント
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革ベルトの腕時計は大人っぽい印象になるので、ビジネスシーンやシンプルなコーディネートにおすすめです。特に、無地の牛革のベルトは、スーツとの相性が抜群。休日のお出かけには、個性的な柄のヘビ革やクロコダイル革のベルトもおすすめです。また、腕時計の革ベルトや革製のチョーカー、ブレスレットなど、肌に直接触れるアクセサリーは通気が良くないため、汗をかくとかぶれることがあるので注意が必要です。夏は特にまめに汗をふき取るようにしましょう。
革バッグを選ぶポイント
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お店に行く前に、バッグをどんな風に使いたいか想像してみましょう。たとえば仕事で使う場合、A4の書類が入るサイズが良いか、もっと小さいものの方が良いかなど、できるだけ具体的にイメージすると、使いやすいバッグを見つけやすくなりますよ。重いものをたくさん入れて持ち歩きたい場合は、丈夫な牛革製のバッグがおすすめですが、逆に身軽にしたい場合には、牛革に比べて軽いシープスキンやゴートスキンが適しています。ファスナーがついているバッグは、革自体は丈夫でもファスナーの部分から痛んでくることもあります。購入する際にファスナーの強度と、なめらかに動くかどうかをしっかり確認しましょう。
革小物選びにはポイントがたくさんありますが、まずは自分の生活スタイルを知ることが一番です。手持ちのアイテムを観察して、使いやすいところと使いにくいところを理解してから革小物を選ぶと、より良い買い物ができるのではないでしょうか。